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有川浩さんの「新刊本を買う意味」で、少しわかった出版の裏側 [ニュース]

【Yahooニュース 現代ビジネス】
エンタメの未来が危ない!作家・有川浩が決意の緊急提言「新刊本を買う意味」


これは、面白かったです。

私は出版業界の人間ではないので、ほぉーって感じでした。

「三匹のおっさん」などで有名な有川浩さんが、出版不況に関してこれまでよく見かけた記事とは違う角度の提言をされていました。

それは出版社も作家も、これまで読み手に対して「舞台裏」を見せなさすぎたという点です。

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出版業界の舞台裏




その舞台裏とは何か。


具体的には、ベストセラーは膨大な規模の宣伝を行わなければ実現できず、

その広告費を回収するためには出版社の売り上げの取り分は高くないといけない事。

本の価格の、著者収入は約10% 書店収入は約22%、出版社収入は約60%


作家が育っていく過程で、売れない作品はどうしても出てしまうので、他の作家の売れる作品で埋め合わせしつつ出版社をまわしていく事。


めっちゃ大変だ。それは。

企業なら、業績のよくない部門を縮小ってすぐに動きますが、出版だとタイミングが難しそう。

明日、ひょっと売れるかもしれないもんね。


表現には、スポンサーが必要かなと思いました。

日本のお金持ちはあまりやらないですからね。そういうスポンサー。

文化の違いなんだろうな。



「作家は作品でのみ語る」と意地を張ってなんとかなった時代が過去のものになりつつあります。

出版不況と言われて長いです。


有川さんは、ぶっちゃけ話をしながら、このままだと業界や作品が先細りになってしまう理由を広く知ってもらうべきだと考えているようです。


もちろん、それに対しての読み手の反応はそれぞれです。


本への興味と投資を増やす人もいれば、本からさらに離れていく人もいるでしょう。

私はこうやってブログを書いていますが、アナログ人間ですので、結局、活字で勉強するタイプです。

メモはメモ帳にボールペンで書くタイプです。私には必要です。アナログ。

音楽は、気に入ればCDを買います。ダウンロードもあるけれど。


各メディアの勢いの違いがこの記事からは垣間見えます。

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タグ:有川浩
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