メタリカが、昨年襲撃された仏パリのバタクラン劇場でのライブ音源を収録したアルバムをリリース

米ヘビーメタルバンド、メタリカ（Metallica）は、昨年11月13日に仏パリの同時テロで襲撃されたバタクラン劇場での、2003年のコンサート音源を収録したライブアルバムをリリースします。

アルバムの収益は、劇場で襲撃に巻き込まれた犠牲者達に寄付するそうです。

メタリカも、このテロ事件で、フランスのメタリカのプロジェクトマネージャーだったThomas Ayadを失っています。

このとき、メタリカはFacebookで、「彼はメタリカ・ファミリーの一員であり、ひとりのファンであり、ひとりの友人……そして、熱心で頼りがいのある、我々がフランスを訪れる度に顔を合わせる馴染み深い存在だった。金曜日、我々はThomasをバタクラン劇場で、とても理解しがたい形で失った。我々の思いをThomasの友人、家族、職場の同僚、そして非常に困難な状況にある全てのパリジャンに捧げます」と綴っています。




アルバムのタイトルは、
「Liberte, Egalite, Fraternite, Metallica! - Live at Le Bataclan. Paris, France - June 11th, 2003」

「自由、平等、博愛、メタリカ！－仏パリ・バタクラン劇場でのライブ－2003年6月11日）」。


そのままですね。記事タイトルみたいですが。


Liberte, Egalite, Fraternite（自由、平等、博愛）はフランスの標語です。



「バタクラン劇場でのライブ」が入っていないとなんのことかわかりにくいからかもしれません。


「なんで今頃2003年の音源？？」

ってなりますもんね。



このアルバムには、メタリカがバタクラン劇場で2003年に演奏した9曲が収録されています。

トラックリストです

Metallica’s ‘Liberté, Egalité, Fraternité, Metallica!’ Track Listing

“The Four Horsemen”
“Leper Messiah”
“No Remorse”
“Fade to Black”
“Frantic”
“Ride the Lightning”
“Blackened”
“Seek and Destroy”
“Damage, Inc.”


メタリカは、このアルバムから得た収益を全額、昨年の事件の生存者と犠牲者遺族のための募金集めを行う仏チャリティー団体「Fondation de France」のキャンペーン「Give for France」に寄付するとしているそうです。


発売日は、「レコード・ストア・デー（Record Store Day）」の4月16日22日に予定されています。





【AFP通信より】要約　加筆しました。

関連記事
メタリカのアルバムが米国会図書館に永久保存

スポンサーリンク

タグ：メタリカ